animoがつなげてくれる、いのちの絆

2023年2月より、animoアプリの開発と公式ホームページの制作に携わりました。本プロジェクト参画のきっかけは、さまざまなご縁と家族の一員であり、てんかんを患う愛猫「くぅちゃん」の存在があったからです。

アプリの開発は、飼い主としての日常体験をもとに、オーナー視点を重視しながら開発に携わることができました。

企画段階では、くぅちゃんの日常や発作時の不安、記録方法、ホームドクターとのやり取りに関するヒアリングが行われ、実際の飼い主として具体的な知見や意見を共有し、アプリの機能設計に貢献しました。

開発が進む中で、飼い主目線で求められる機能を提案し、ユーザー受け入れテスト(UAT)においても、テスト版アプリを利用しながらフィードバックを実施。とくに、「初心者でも使いやすい設計」を重視し、細部にわたる使い勝手の向上に努めました。

公式ホームページの制作にも原案から携わり、飼い主にとって見やすく、親しみのある表現を心掛け制作しています。

日々のケアに追われる飼い主の精神的負担を軽減するため、優しいデザインやアクションを採用しました。

私自身、以前はてんかん発作の記録をExcelで管理していましたが、animoアプリの導入により、発作時間の計測時ロスタイムがほぼ無くなり、より正確な記録ができています。

また、服薬管理に関しても、1/8錠など細かな容量調整が必要なケースを提案し反映していただきました。

animoは現在、てんかんを主軸としたサービスですが、今後はさまざまな疾患にも対応予定と伺っています。

多頭飼育の家庭にとって、一元管理が可能な点も大きなメリットです。

実際に我が家では、くぅちゃんのきょうだいであり糖尿病を患う、とら吉のインスリン注射記録を別アカウントで管理できるようになっています。

アカウントの切り替えは1タップでできるので、複数のペットの健康状態を簡単に記録・管理ができ効率的です。また、てんかん記録だけでなく服薬管理など幅広い用途で活用できます。

animoは今後も進化を続け、ペットの健康管理を支える頼れるサービスになっていくことを期待しています。

animoを通じて、専門医やホームドクターと連携し、ペットとの絆をより深めていただければ幸いです。