アプリを通しての遠隔診療への期待

北海道大学 動物医療センター 笹岡 一慶 助教 (専門分野:脳神経内科、内科学、MRI、感染症対策)

発作の記録という診断にも治療にも重要な情報を飼い主ー獣医師間で共有することができるアプリであり、てんかん治療でも有用性が想定されるアプリと考えます。
臨床家としては北海道での診療では遠隔地からの患者様が多いため、アプリを通しての遠隔診療への期待があります。
さらに、人のアプリをベースとして開発されており、本アプリを通じて蓄積された臨床データは医薬品等の使用成績調査にも利用できるデータの堅牢性を備えているため、研究者としても期待をしています。